男前キャンプ 11th in 本栖湖

さてさて、前回のBlogは男前キャンプはお預けでしたので今回は詳細に。

まず、サラッとおさらいですが今回はPATTO BIKEという折り畳み自転車での輪行キャンプでした。
ツーリング仕様にするために弄ったわけです。

 

で、スタートはこんな感じ。

ハンドル&左右のパニアバッグをザックに詰めると。。。

こんな感じ。
今回使ったザックはパーゴワークスのZENN45
ただし、ヘルメットつけるために亀の子ザックナシ。
さらにクルクル折りたたむかもなのでフレームもパッドもナシ。
もちろん腰のベルトもナシです。

本栖湖までのルートは河口湖駅まで電車で行ってから自転車漕いで買い出ししてからキャンプ場にINの予定。

乗る電車は鈍行かと思ってたけどなんと新宿から河口湖まで1本で行ける特急があるではないか!
ムムム。

こんな電車があるとは。

コレは利用しない手はない。
ってことで「富士回遊」のチケットを抑えようとえきねっとで調べるともう埋まってる。。。
なんでもこの電車3両しかないんだと。
で、海外のお客さんに大人気ですぐに売り切れちゃうとか。。。
全席指定だっていうし。。。。

あれ?
座席未指定券なんていうものがある。
自由席設定はないのになんだ?と思ったら空いてる席は座っていいけど空いてなかったらデッキにでもいてくださいってこと?

ムムム。

これしかないか。。。

新宿からすぐは空いてる席もあったけど次の立川で満席。
ほとんどをデッキで過ごすことになりました。
外国人の青年と2人で仲良く地面に座って本を読みながら列車を堪能しました(笑)

デッキの窓がすごい下まであるデザインだったので座った状態で窓の外が見えたのでとても快適?でした。

 

河口湖駅からしばらくは大きな道路じゃなくてなんというか生活道路というか裏道というかを登ったり下りたり。

途中のスーパーとか肉屋で買い物したり。

呑気なサイクリング。

少し大きめの道路を快走していると途中気になる店が。

その名も「富士山野営道具店

一度通り過ぎたもののやっぱり気になる!と思ってUターンして立ち寄りました。
最近のガレージブランドのオシャレなキャンプ道具がこれでもかっていうほど揃っていて、正直ほとんど知らない道具ばかり(笑)

キャンプブームの幅の広さを改めて実感。
もっと勉強しないとだなぁ。。。

 

さて、2時間程度かけてやっと到着。
今回のフィールドは洪庵テント村

あの洪庵キャンプ場の第2キャンプ場です。
湖畔の第1キャンプ場とは打って変わって湖から近いのに全く湖が見えない林間のキャンプ場。
ココは6回目の男前キャンプでも利用させてもらったことがあるんだけど直火OKのフリーサイトのキャンプ場でとっても野営管溢れるキャンプ場なのだ。

今回の参加者のいつもお馴染みのケン兄さんが前日から前のり。

前日はお互いの古い友人ムネちゃんとキャンプしてて、ぼくの到着までいてくれたから久しぶりに会うことができてうれしかったよ。

まぁ、とりあえずタープを張って寝床を作る。

ケン兄の真ん前にいい距離間の木があったのでその間を低めに対角線で張りました。

雨も降らなそうだったので基本は焚き火の前でタープ下は就寝時のみ。
解放感を楽しむため低すぎず高すぎずで片面は枝を使ってちょっと高めに。
グランドシートはいらないかな?とか思ったけど一応敷いてチェアとマットは兼用でクレイジークリークのパワーラウンジャー。デカくて嵩張るしマットとしても?な部分もあるけどなんかイイ感じのアイテムで気に入ってる。
どうせならパニアは自転車に着けたままでて伸ばせば中身がごそごそできる感じにすればよかったかな?

 

ココはいい意味でほったらかしに近いので落ちてる枝を拾い集めて今夜燃やす薪を確保。

枝も落ちてないキャンプ場とは違うのだよ!

やっぱりココ好きだわ。

 

今回は粉祭りって企画なのでなんか粉を利用して料理を作ってねというコトだっただけど。。。
ケン兄といえばピザ。

今回もその場で生地を捏ねて発酵させてピザを焼いてくれました。

これは捏ねたばかりで発酵前。

 

さて、今回の男前キャンプの参加者は実はケン兄のみ。
他に2名申し込みがあったんだけどそれぞれの理由で当日キャンセルとなったのでした。

まぁ、自分のためにやってるイベントなのでイイんだけど。
予期せずおじさん2人のサシキャンプ。

そして2人とも4人来ると思って用意した食材だったわけです!
果たして食べきれるのか!?(笑)

 

ワタクシはまずはカレーを仕込みます。
カレーももちろん粉から。
各種スパイスを小分けにして持っていってスーパーで購入した食材に合わせてテキトーに作ります。
秋ってことだし個人的に好きなナスのカレーをベースにテキトーに作ったけどコレ美味しい!

 

カレーに合わせるのは米ではなくてバノックという原始的なパン。
隠岐のカヤック旅で大瀬さんにその名を教えてもらったんだけどなんでもカナダのアウトドアシーンでは超メジャーらしい。

結局他の食材が多すぎて作らなかったので味やレシピはよくわからないまま(笑)

東京に帰ってから調べたらブッシュクラフト界隈でもそこそこ有名っぽい?
レシピは様々だけど普通はベーキングパウダーとかコーンスターチとかふくらし粉を使うのが一般的の様だけど。。。

大瀬さんの言ってた「小麦粉だけでも美味い」が気になってて、そんな感じでベーキングパウダーも使わずに小麦粉と軽い塩と砂糖。そして豆乳で練って焼いてみた。

正直「美味しい!!」というコトはない。

でも結構食える(笑)

おいしいカレーがあれば十分美味い!

発酵させないから練ってすぐ焼けるのもいいし思った以上にお手軽。

豆乳じゃなくて水でもイイと思うし牛乳ならもっといいと思う。

さて、ケン兄のピザ生地の発酵が進んでイイ感じになった。

手に広げて伸ばしていく。

今回上に載せる食材は。。。

しらすとネギ。
これおいしいに決まってるでしょ。

焼くのは直火ではなく焚き火台の下に入れてほとんど上火のみで焼く。

上火でイイ感じになったら下火にして軽く火を入れて完成というわけ。

 

出来上がりは完璧!
サイコーに美味かった。

しかし実は2枚あったのです(笑)
この時点で肉食ったりもしててお腹パンパン。

ってことで。。。

次の日フォカッチャとして朝ごはんになりました。
合わせたのは残りカレーと残り肉。

美味しかった。

ワタシの作った朝ごはんは山梨のいちじくに合わせてはったい粉を混ぜて砂糖を多くしたバノック。

香ばしさと甘みが増えてフルーツに合いました。
はったい粉はそのままでも食べられる粉でチベットで主食になってるツァンパと同じ。
はだか麦を炒って粉にしたとかで(逆だったか?)モナカの皮のような香ばしさがある粉。
常温で保存出来てそのままでも食べられるので砂糖とか塩とか混ぜて水で練ってソバガキみたいにして食べたりするらしい。
きなこが一番近いと思うけどどちらも練ってもグルテンがない(少ない?)のでパン生地みたいにはならない。
今回は小麦粉に混ぜてみたんだけど個人的には好きな味。
パンみたいになればいいんだけどね。

帰りは少しパッキングを変えたりしてライド。
軽いもの、主にパワーラウンジャーなどはザックに入れて走りました。

 

で、帰りは別の駅から帰ります。

行先は新富士駅。

ほとんど下りの40㎞程度を走ります。

途中で焼きそば食ってから走り出したらクランクが落ちた!(笑)
ペダルが緩んだ気がしてチェックしてたけどクランクだと思わなかった。

携帯工具は6㎜までしかなくてカギ&6㎜のレンチで回せるところまで回して応急処置。

途中でガソリンスタンドの人に締めてもらいました。

ありがとう!!!

 

新富士駅は東海道新幹線で唯一他の鉄道と乗り換えのない新幹線単独駅でこだましか止まらない。

らしい。

帰りのルートを考えて調べたらそんな情報が出てきたので侮っていたけど。。。

結構デカいし混んでる!

侮っていたので買ったのは指定席じゃなくて自由席。

だって侮ってたし男前キャンプだし自由に行こうぜ。なんて思ってたけど本数は少ないし人は多いし帰りも座れないんじゃないか?なんて思ってドキドキしたぜ。

実際はなんてことはない。

ガラガラじゃないけど楽に座れて自転車&荷物もデッキの大きな荷物入れる棚に置くことができた。

知恵の輪のように入れたので東京駅で荷物が下ろせなくてすったもんだしたのは内緒の話。

 

久しぶりに輪行で自転車旅だったけど乗ると自転車をまた弄りたくなってしまった。
折り畳み自転車もいいもんだ。

次はどこか船に載せたいな。