KTM 640ADV


KTM 640ADV
KTM 640ADV

オーストリアのKTM社製のオートバイ。

このKTMというメーカーは最近でこそ4輪やオンロードバイクも作っているが、元はオフロード専門メーカー。

モトクロス・エンデューロ・ラリーなどあらゆるオフロードシーンで優秀なマシンを市場に提供し、特にパリダカ常勝(現在は撤退してる)でマニアックに有名なメーカーなのだ。

 

その中でもラリー色の強い車種として発売されていたのが「640 LC4 ADVENTURE」(以下640ADV)である。

間に入る「LC4」とは1987年に初めてKTM社が自社開発したエンデューロ・モトクロス用のエンジンの名称。初代からは大分モデファイされているがその「LC4」エンジンの系譜であるコトをあらわしているのだ。

なお、現在は大幅なモデルチェンジが行われながらも「LC4」の系譜は生きながらえている。

 

詳しくKTMの歴史について学びたい方はこちらへ。

 

いやいや、ぼくはA-sukeさんの乗る640ADVだけ知りたいんだ!という方はこちらへ。

 

 

さて、このバイク、正直奇妙な見た目。

イケメンかと聞かれれば「いや、イカ面です」と答えたくなるほどスーパーマリオに出てくるゲッソーに似ている。

さらにはFFの黒魔道士や銀河鉄道999の車掌さんにも似ているんだから顔といわれても。。。

しかし人間もバイクも見た目だけではない!!

 

ボクはこのバイクを購入する以前に2台のバイクを所有していた。

 

1台は'83 BMW R80というバイク。

これは古いが丈夫で、壊れても簡単なコトとパーツ供給がいいのですぐに直るし、意外と乗り味もいいのだ。

パニアケースもついていて長距離ツーリングもサラッとこなすナイスなヤツだった。

 

それともう一台は'99 HONDA XR400Rというバイク。

ひょんなことからオフロードの楽しさ目覚めてしまったワタシはもう一台オフロードバイクを購入することになる。

それがこのバイク。Vital Spiritの田口氏も惚れ込んだ名車だ!

こちらも丈夫が身上のXR。こういうバイク好きなんです。

セルがないこと以外いいバイクでした。(キックのみも硬派でかっこいいけどやっぱり不便)

 

 

こんな素敵なバイク2台も所有する贅沢ライフでも不満はありました。

 

ツーリングに行くなら長距離なことや荷物の積載量など軍配はBMWにあがるのだが、キャンプするに当たってコスプレ的にはオフロード車の方がいい!!ということと田舎に行けばオフロードがあり、走りたくなってしまう。

結局ツーリングのXRと街乗りのBMWという感じになってしまっていた。。。

 

このジレンマを解消することは出来ないかということで長い時間1台でまかなえるバイクを探していた。

要求は多く、長距離ランナーであると同時にある程度オフの戦闘力も持っていること、積載能力が高く、セル完備、できればキックも。で、値段が高くないこと。

 

候補はBMW F650GSやR100GSなど(貧乏人の私にR1200GSなどという選択肢はない)があったが、オフロードでの戦闘力や価格的にムリと判断せざるを得ないものばかりだった。(ばかりってほど選択肢なかったけど)

 

 

あるとき偶然にもこのへんてこなバイク、KTM 640ADVと信号で並んだのだ。

ぼくはこのバイクについて04年以降のオレンジ一色、ダウンフェンダーのイメージが強く、正直「カッコ悪い。。。」と思っていたのだが、そこにいたのは99年あたりのブルーの車体でアップフェンダー、パニアケースのステーがついていた。

「あれ?結構かっこいい!!」と思ったのである。

調べてみればオフでの戦闘力が高く、純正パニアも2種類。しかもかっこいい!!

 

値段もヤフオク基準で考えればギリギリ手の届く範囲だった。

現実は03年以前の「オレンジじゃない」のは安く、04年以降の「オレンジ」は高値をキープしているといった感じ。

実はこのバイク、03年以降にエンジンなど大幅なモデルチェンジを受けていて、04年に外装も変わり、そこからほぼ変わっていない。

ということはアップフェンダーの旧式外装がいい私にとって、03年は旧式の外装+新型エンジンというおいしいトコ取り!!

しかも安く出る可能性が高い!!

 

が、調べてみたら03年はKTM JAPAN発足の年でもあり、販売台数が極端に少ない。

あげく、その年までに購入した方々は640ADVらしく使用なさっているオフロード変態野郎ばかり(笑)

下取りに出ても売れないようなものばかりだという。。。。

 

そんなこんなで買い替えを迷っていたのも事実でした。

 

 

そこを後押ししてくれたのはmixiのKTM ADVコミュと前述のGo!!Adventure!!!の管理人である航さんである。

航さんはみしらずのわたしの「試乗したい」という要求に快く承諾してくれたのだ!(mixiでコミュに書き込んだ)

乗ってみた第一印象は「思ったよりヌルい」ということだった。

しかし、それは逆に好印象となって私の購入欲求は一気に熱を帯びていく。

 

しかも丁度よくmixiのコミュでパニアケース&ステーを激安で売りに出している方を発見!!

連絡を取るとまだ売れていないとのコト!

 

 

で、バイクもないのに買ってしまったのです。

パニアケースだけ先に買うなんて他にいないだろうな。。。

 

 

その後、気長にヤフオクをチェックしたり中古車をチェックしたり。

なんせそのとき全国で2台しか中古もなく、人気もあるのかないのか希少車には間違いありませんでした。

中古が出てもなかなか値段と年式との折り合いがつかなく、モンモンとした日々を送りました。

途中出てきたKTM 640 LC4 ENDUROという超希少車を買い逃したりもしました。

 

そして手に入れたのが'05のオレンジの640ADVでした。

このバイクは結構距離走っていたので年式の割りに安かったのです!!

このときワタシは'03モデルをあきらめたのです。

 

念願のバイク本体(笑)も手に入れてワタクシのすばらしいKTM 640ADVライフが始まりました。

このバイクタンク満タンで500kmの巡航距離を誇ります。

まぁ、身体のほうが根を上げますけど。。。。

荷物もガンガン載ります!

日本が少し小さく感じてしまうほどどこにでもいけるバイクです。

あっという間に距離も伸び、OHの時期が来たかな?なんて思っていたときになんとなくまたヤフオクを見てみたら。。。

 

 

 

 

出てるんです。。。。

 

 

 

 

念願の'03モデル。。。。

 

 

 

しかもオフロード未走行で走行距離も1万km以下の極上品!

かなり安く出品していたのでたくさんの方が見ていたようです。

直接値段交渉する方がたくさんいらっしゃったようで、ボクもダメモトで交渉し、電話で'05モデルのオーナーであることや'03モデルがずっと欲しかったことなどを伝えた結果。。。

 

 

あとでメールをいただき、譲っていただけることに!!

 

 

ですから'05モデルを手放すまでの間、短期間とはいえワタシは640ADVを2台所有していた時間があるわけです。

ただでさえ変態なバイクが色違いで(少しは違うんですけど)2台並んでいたんです。。。。

ど変態もいいところです。

 

まぁ、その後オレンジは他の方のところへ嫁ぎ、現在に至るわけです。

しばらくはこのバイクと一緒だと思います。

すばらしいバイクです!!

ボクが2台も乗り継いでるんですから!!

 

 

 

 

 

でもBMW F800GSも気になるなぁ。。。